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●21世紀の環境保全と豊かな水辺を取り戻すために●
地球の水を守ろう!!
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地球の水をまもろう!
榛名湖畔

本文

利根川を守ろう

 利根川は群馬県谷川連峰奥深くの大水上山付近を源として、都市用水・農業用水の供給源として重要度の
最も高い河川と言えます。
流路延長では信濃川に続いて全国2位ですが、流域面積では日本最大であり、首都圏3000万人が水道水を
利根川水系に依存していることを考慮すると、日本最大の河川と言っても良いでしょう。
しかしながら、利根川の現状把捉はかなり曖昧で、利根川がどこへ流れているかも分かりにくく、地図を見れば、
利根川は群馬から流れ出し、まっすぐ東に流れ太平洋に注いでいるように見えます。
しかし、毎年のように繰り返される渇水騒ぎでは、利根川上流域のダム群の水位低下が毎日のように報道され、
首都圏の8割はこの利根川に水道水源をたよっていると叫ばれています。
実際は、利根大堰と武蔵水路によって半分以上の水が荒川に注いだ後、朝霞浄水場や三園浄水場で取水され
ます。利根大堰で取水されなかった水の一部は、さらに江戸川を経由して金町浄水場等で取水されます。
(関東地方で利根川に依存しないのは神奈川県だけです)
最近の調査では、上流域で窒素濃度が高い値が観測され、原因としては首都圏で大量に発生する排気ガスの
窒素酸化物が海風により水源地に到達し、降雨によって湿性降下物となっていること、河川が湖沼法の適用を
受けないため下水処理施設で窒素除去が行われず処理水が放流されることなどが報告されています。
水源地付近で畜産業が盛んなことにより、糞尿が直接的あるいは未熟成堆肥として牧草地に敷かれ、雨水に
よって河川に流入し、汚染の原因ともなっています。
一方、森林業の衰退から森林の破壊も進み、本来森林の持つ浄化作用も弱まっています。
複合的な原因により 利根川の水源は汚染されています。
この環境を守ることは水を利用する払たち全員の課題です。
日本の代表的な水源である利根川を守ることから本活動をスタートしたいと思います。

利根川水系

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